[char no=7 char=”荻窪検定練習問題”](荻窪検定練習問題)荻窪百点の写真コレクションは今昔15,000枚を所蔵され管理されています。この写真を管理する団体は?
A)荻窪まちづくり会議
B)荻窪今昔研究所
C)荻窪法人会
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[char no=8 char=”練習問題の答え”](荻窪検定練習問題答え)荻窪今昔研究所[/char]
コラム ゼロのルーム/315
★20周年を迎えたNPO「まち博
覧会」から、記念イベントに創刊50周年を超えた「荻窪百点」とコラボしたいとお誘いがあった。50ほどのNPO諸団体と一緒に阿佐ヶ谷地域区民センター全館を会場の催しだが、荻窪百点は1階の「ぶらっとりー」のスペースを大きく使っての写真パネル展とした。
★荻窪百点の50年余年の編集を通して使われた歴史写真から荻窪の紹介をする写真展。これまでに1万5千枚以上もあり、なお増え続けている写真コレクションから選ぶのは大変な作業。整理はとても編集部だけでは手に負えず、荻窪今昔研究所をたちあげてボランテアの力をかりて整理をしてきた。研究所のデビューは今回が初。
★パネル展はおかげさまで大好評。観た方から、うちの方でも写真展をやりたいとの申し出が何件もあり、更には、社史に写真を使ってみたい、出版社からは企画に、ぜひ使わせてほしいとの申し出もあった。私の撮った写真はもはや、いまとなっては撮れない貴重な昔となっている。ところが、求めに応じた写真を膨大な中から探すのは一仕事。見つけるが大変。
★今はデーター化処理が当たり前だが、大きな問題が潜む。ホームページなどでは貸した先から一人歩きする心配だ。簡単にデーターを取り出して使えるからだ。工夫はあるのだが、松葉コレクションは、これまで大変な費用をかけ写真を撮り、コレクショを続けてきた。これをどう活用するかだ。それは「まちを知る」、「街づくり」などに活用されることを願ってのことで、荻窪百点の誌面に掲載する写真は、それの内である。
★いま、これら数ある荻窪の歴史写真を使っての荻窪の歴史「荻窪物語」を出版しようと準備している。皆様のご期待に沿うものを作りたいとすすめている。ところで、古い写真はなつかしさを生み、共通感をつくるうえで大変に役立つ。その場合でも、単に古いだけでは意味もなく価値もない。活かしてここから更に新しさを見つけてこそ意義がある。 (松葉 襄)表紙・善福寺池公園の鯉のぼり
撮影・松葉 襄