荻窪検定練習問題荻窪検定練習問題

田中区長によって荻窪駅を中心に荻窪のまちづくりを考える団体が出来ました。その団体は?
A)荻窪法人会
B)荻窪まちづくり会議
C)荻窪発展協議会

練習問題の答え練習問題の答え

荻窪まちづくり会議

ゼロのルーム/312

★もう、五十数年前の話。
その人は、会社の出張で雪深い東北を回っていた。雪の降る特別に寒い日であった。その日の仕事を済ませて今宵の宿へと急いだ。ローカル線の片田舎の駅にようやくたどり着いたが、列車は出たばかり。時計を見ると最終列車には一時間あまりも待たなければならなかった。待合室には誰もいない。
★見ると赤あかと燃えるダルマストーブに暖かそうに駅員が一人、のんびりと。そこで、その人は、中で暖をとらせてもらえないかと頼んだ。答えはダメだという。何度も頼むが駅員室には客は入れないと言う。理由は規則だ。
★寒い待合室で、その人は考え、行動に出た。窓口で傘を預け、数分して傘を受け取る。そのたびに駅員はしぶしぶとストーブを離れて…。預け代には大きなお札。ついに、つり銭がなくなって駅員は雪の中を両替に出る。それでも事は繰り返された。仕事は集金でカバンには大きなお金がいっぱい。
★ついに駅員は悲鳴を上げた。「お客さん、勘弁して下さいよ」と。それでも駅員は雪の降る街へ出る羽目に。その傘を預ける行為は規則どおり。だが、遂に規則をこえた。終列車が来るまで暖かい駅員室でその人は過ごすことが出来た。
その人とは私の父で、その話を私はおかしくおもしろく聞き、子ども心に納得したものだ。
★話は変わって、こちらは今。まちづくり会議での話。杉並区長は杉並区のまちづくり方針に荻窪の考えを反映させるために荻窪の会に意見を求めた。会は最終段階となり意見をまとめ、締めは地域のアンケートとなった。その段階の会の全体会議でメンバーが意見を述べる発言を求めた。ところが運営委員会ではすでに意見を決めたたのだからと新たな意見を聞こうとしない。そこで私は発言した。「これから、まだ地域住民に意見を求める段階である。だから、この会議では意見があれば聞いても良いのではないか」と。
★運営委員会の決定を規則が絶対か街の暮らしがあっての決定か。いい街づくりをしよう。  
         (松葉 襄)
表紙・善福寺池の鯉のぼり