[char no=7 char=”荻窪検定練習問題”](荻窪検定練習問題)人の寿命は年々伸びて昔は稀有だった100歳以上の人が増えています。杉並区での100歳以上の人数は?
A)158名
B)358名
C)858名[/char][char no=8 char=”練習問題の答え”](荻窪検定練習問題答え)358名[/char]
コラム ゼロのルーム/316
★人は、何時までも健康でありたい元気で光輝高齢者でいたいと希う。
そこで病気にならないようにと健康維持のための健康食品やサプリメントのコマーシャルがテレビ、新聞雑誌に溢れる。
★「人間五十年…」と謡った信長の頃とは今は想像もできない長寿。
戦国時代に突入しては戦での死も加算されて数字の上ではもっと短命かもしれない。日本は戦後の食改善と医療の進歩で、さらに平均
寿命をぐんぐん伸ばし世界の長寿国の仲間入りをし、今や超高齢化社会となって、今度は高齢化の質が求められている。
★そこには、健康維持の代名詞とも言える、スリムを考えて最近増えてきているのが「フレイ」状態。
行き過ぎた食事制限や運動不足による虚弱になっている高齢者が増えていることも隠れた大きい問題。
★杉並区の平均寿命をみると、男性80歳、女性87歳。百歳以上は358名、最高齢は108歳とすごい。
だが生き方の質、健康寿命が気になるところ、健康寿命とは健康上の問題がない日常生活を送れる期間で、男性は71歳、女性は74
歳。
亡くなるまで男性で9年間、女性で13年間は支援、要介護の介護状態であるということになる。
★老人ホームで「最近、区内在住の住民平均寿命年齢が下がっています」と話した人がいる。
高齢者が亡くなる方が増えているととらえかねない。これは統計の数字のマジック。
例えば待機児童ゼロを掲げる杉並区に区外からヤングファミリーが移住してくるので統計上の現象に現れる数字。
平均寿命とは別のもの。ホームの人は…どう聞いたかな…?
★ところで街づくり。杉並区は老人ホームと待機児童問題を抱える中での荻窪の取組みは、住環境絶対で商業環境はどうでも?南北交通
では南の主張に北の言い分。古に対し新。どれもそれぞの主張がある。
基礎的な数字の読み違い、数字のマジックに惑わされることなく、それぞれの意見を大切に智恵を出しあい、街づくりに最適性を求めたいところである。(松葉 襄)
表紙・小柴先生の散歩道「岩石園」撮影・松葉 襄