[char no=7 char=”荻窪検定練習問題”](荻窪検定練習問題)アンサンブル荻窪と財産交換した荻窪にある役所は?
A)荻窪法務局杉並出張所
B)荻窪税務署
C)荻窪福祉総合事務所[/char][char no=8 char=”練習問題の答え”](答え)荻窪税務署[/char]

コラム ゼロのルーム/321

★「クラフトビール」が、この4月に発泡酒からビールと認められ、若者のビール離れをくい止め、さらには、女性のフアン作りができると今後に期待されている。すでに、煎茶など各種クラフトビールを作っていた荻窪に本店をおくビール工房を以前に取材していたので、やっぱり、そうなったかと思った。ある地方メーカーでも、しょうが、桜餅、バニラなどといったクラフトビールがつくられ、ここで四大メーカーも参入する。
★タバコは百害あって一利なしといわれながらも愛煙家は気にしないし、時には「税率の高いタバコだよ。お国に寄与してるんだ」などと広言はばからない人もいる。対して、お酒は百薬の長といわれ、「いい子」になっていられる。
★百歳が今ほど多くない頃、百歳の人を何人か取材し長生きの秘訣を聞いて驚いたのは、皆さん毎日、お酒かコーヒーを飲んでいると答えたことだった。お酒は健康の元というわけだ。もちろん、度を越すことはないだろう。
★ところで、相変わらずくすぶっているのが「忖度」と言う言葉。もっぱら悪い意味で使われて、日本語としてかわいそう。そうかと思えば似たような言葉の「思いやり」。こちらは俄然きれいな日本語として、介護などでは何かにつけ口にする。「忖度」と違って「いい子」で通せるかもしれない。しかし、こちらも使い方では雲行きがおかしくなる。「思いやり予算」などと聞くと、素直に受け取りがたい。どちらも使い方しだいで、結果的に過ぎたるは及ばざるがごとしということになる。
★荻窪税務署移転にともなう「あんさんぶる荻窪」の財産交換の問題は、児童館問題として裁判となっている。本来の流れからは訴えた地元の言い分が、現状の流れからは区の言い分に分があるように思える。これの解決は「思いやり」。それも度を越さないことで収まるように思える。世の中って、そうじゃありませんか。「思いやり」という美しい日本語を美しく使いたいですね。      松葉 襄
表紙・「日本語スピーチ大会」にて
撮影・松葉 襄