スボックスで荻窪の魅力を紹介 荻窪百点317号P.40

トランスボックスで荻窪魅力を紹介

[char no=1 char=”松葉編集長”]

駅前通りなどの繁華街の無電柱化にともない必要となるトランスボックス(拝殿用地上機器)は飾りっ気もなく、落書きの標的にもなり、街の美観を損ねます。
区が、平成27年に高円寺周辺の60基をしらべてみると18基に落書きがされてました。そこで高円寺阿波おどりをデザインしたラッピングでまちの魅力の向上と発信のばとしたところ大好評。
この実績を踏まえ、荻窪の魅力を伝える方法にトランスボックスを活用することとなりました。
荻窪駅周辺には、歴史的にも文化的にも、内外に自慢できる資源が数多くあります。そのうちから何を選ぶかの方法については、駅周辺の地域住民や区立施設の利用者に呼びかけました。
その結果デザインは「かるたをモチーフ」にしたものが選ばれ、紹介資源も投票の結果8ヶ所となりました。
「にっぽんの史跡となった荻外荘」、また国登録有形文化材の西郊ロッヂングは「ロッヂング昭和モダンを見上げたり」という読み句で。ほかに大田黒公園、白山神社、天沼八幡神社などがえらばれて、各資源場所を示す案内板を含めて計11基のトランスボックスにラッピングされました。
2017年9月1日発行 317号 P40[/char]