ガンジー像 撮影:荻窪百点

ガンジー像 

松葉編集長松葉編集長

ガンジー像は杉並区立中央図書館脇に建っています。

マハトマ・ガンジーは、非暴力・不服従運動を通してインドの独立運動を指導した政治家で、独立の父と言われた人です。そのガンジー像が、杉並区立中央図書館に隣接する「読書の森公園(荻窪3 )」に建立されました。このガンジー像は、日印交流の促進を目的として設立された杉並区日印交流協会(根本郁芳会長)が、ガンディー修養所再建トラスト( ※ 1 )の活動に賛同して募金活動をおこなったことへのインドからの感謝の意として贈られたものです。その像を、杉並区とインドとの今後の一層の交流推進を願って協会が杉並区へ寄贈しました。昨年11月に日本に運ばれてきた高さ2 m、重さ約5 0 0のガンジー立像は、一時、杉並区役所ロビーにて、お披露目ということで展示されましたが、設置は杉並区とインドが日印友好協定を締結して記念のコーナーのおかれた杉並区立中央図書館に脇に建てられました。除幕式は平成2 1年5月24日、あいにくの小雨降る中でしたが、山田宏杉並区長とへマント・クリシャン・シンインド大使ほか関係者によって、一般区民の見守る中に行われました。はじめに、山田宏杉並区長が、「日本とインドの交流において、この像を中心とした日印関係の友好協力が進みうる一つのシンボルとなると思います。偉大なガンジーの考え方が杉並区、日本に広がり世界の平和と反映に寄与していくと考えます」と述べ、続いて、インド大使館、ヘマント・クリシャン・シン大使が「マハトマ・ガンジーの偉業と普遍的なメッセージを称え、この美しい公園に銅像を置いてくださったことに感謝します」と挨拶しました。続いて、ガンジー像の除幕を行い、インドの伝統儀式であるランプの火人れや献花が厳かにおこなわれ、参列者から大きな拍手が起こりました。除幕の挨拶では、杉並区日印交流協会根本郁芳会長が、「銅像とともに、この“7つの大罪”の碑にも目を向けてください」と述べました。
碑には、 「汗なしに得た財産、 良心を忘れた快楽、 人格が不在の知識、 道徳心を欠いた商売、 人間性を尊ばない科学、 自己犠牲をともなわない信心、 原則なき政治」 と記されています。像と共に、 ガンジーの平和への願いを広く区民に伝えることができます。
第2部では、日本フィルハ一モニー交響楽団によるミニコンサートがあり、アストル ・ ビアソラの 「レベルタンゴ」 などが演奏されました。
※ 1 :ガンジー修養所再建トラスト
ガンジー主義(非暴力・不服從運動)に基づき、国際社会の平和をめざす慈善団体で、国際平和センターの設立、社会的弱者や貧困層を救うガンジー主義諸機関への支援、書籍・資料の発行、人材の育成活動などを目的とする団体。

住所 東京都杉並区荻窪3丁目40−23