令和2年6月 角川庭園に二代目泰山木が植樹

 角川庭園は、角川書店創設者で文学者・俳人の角川源義の旧居宅で、照子夫人が死去した後遺族から杉並区へ寄贈され、角川庭園として公開されました。
昭和30年(1955)に源義が邸宅を新築した時に、俳句仲間からお祝いに泰山木が送られ、その喜びを源義は、『ロダンの首泰山木は花得たり』 と 詠みました。
 泰山木は大きく成長して毎年立派な花を咲かせ、角川庭園のシンボルツリーと呼ばれていましたが、昨年秋に枯れてしまい、今年の3月18日に伐採されました。
 この6月24日に二代目の泰山木が同じ場所に植樹され、早ければ来年の夏には芳香を放つ大きな白い花を咲かせ、来園者を楽しませてくれるでしょう。

タイサンボク(泰山木)

角川庭園のタイサンボク

角川庭園のシンボル・ツリー枯れる

タイサンボクの伐採 2020.3.18

タイサンボクの切り口

二代目タイサンボクの植樹